脇本雄太が競輪グランプリ優勝で公営競技初の年間獲得賞金3億円越え

 2022年の競輪界ナンバー1を決める一発勝負のビックレース、競輪グランプリ2022が神奈川県平塚市にある平塚競輪場で開催されました。距離は2425メートルです。400バンクの平塚競輪場を6周と25メートルを9人の競輪選手が走ります。競輪界の総決算レースです。

 このレースを制したのは福井の脇本雄太選手で、この勝利で年間獲得賞金の最高記録を更新しました。(以前の記録は三重の三谷竜生選手が2018年に記録した255313000円です)

 脇本雄太選手は今年のビックレース勝利は、5月にいわき平競輪で開催された「日本選手権競輪」と、8月に西武園競輪場で開催された「オールスター競輪」です。「オールスター競輪」では4戦4勝と完全優勝という快挙でした。

 そして今回の競輪グランプリ優勝で、年間獲得賞金が公営競技初となる3億円越えとなりました。その賞金額は「305842300円」となり、実に3年ぶりとなる競輪選手の年間獲得賞金最高記録更新となりました。

 来年、脇本雄太選手は競輪グランプリ優勝者がつけることが出来るグランプリユニフォーム(1枠1番に1年間を通して着ることが出来る特権です)に袖を通す事になります。(出走レースはすべて1枠1番に固定されます)

 来年は王者として競輪界を引っ張る存在になる脇本雄太選手。来年どんな走りを見せてくれるでしょうか。

 競輪ファンは楽しみにしているでしょう。