1993年に第60代日本ダービー馬に輝いたウイニングチケット号が死亡

 昨日1頭の日本ダービー馬が天に召されました。

 1993年に60回目を迎えた日本ダービー柴田政人騎手を背に1990年生まれのサラブレッド9317頭の頂点に立ったウイニングチケット号が疝痛のため、33歳(人間でいえば100歳近い)で亡くなりました。

 現役時代は14戦6勝で、G2の報知杯弥生賞(現在は報知杯弥生賞ディープインパクト記念)と、G1・日本ダービー、現在は春に開催されているG2の京都新聞杯(当時は菊花賞トライアルで秋に開催されてました)に勝利しています。

 引退後は種牡馬生活を送っていましたが、2005年に種牡馬を引退してから「うらかわ優駿ビレッジAERU」で余生を過ごしていました。

 YOUTUBEの動画では元気な姿を見せるシーンも印象的でした。

 2021年にデビュー6連勝でG1・大阪杯を制したレイパパレはひ孫にあたります。(古馬G1で無敗のまま勝利したのは2002年のエリザベス女王杯に勝利したファインモーションに次ぐ2頭目です)

 人気ソーシャルゲームウマ娘・プリティーダービー」でもウマ娘になったキャラクターとして出ているので、このゲームで知った方もいるでしょう。

 ウイニングチケット号は天国でナリタタイシンビワハヤヒデ、そして管理していた伊藤雄二調教師と再会しているでしょう。

 チケゾー(ウイニングチケット号の愛称)安らかに。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。

 33歳まで本当に長生きでしたね。