韓国の繁華街・梨泰院で将棋倒しの事故 153人死亡

 29日の夜、韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)でハロウィン前の賑わいから多くの人々が集まっていたところに人がなだれ込むという将棋倒し的な事故が起こりました。

 現場の路地はかなり狭く、多くの若者などがすし詰め状態となっていました。この為路地の下り坂に差し掛かったところ、群衆が将棋倒しのように雪崩脳様な状態になってしまいました。

 現地メディアによると死傷者はトータルで256人に上るという事です。死者は153人、(外国人20人含む)(先頃のニュース速報で日本人2人が死亡との情報)負傷者が103人となっています。

 現場の梨泰院はソウルの中でもかなりの賑わいを見せる繁華街で、この日はハロウィンの2日前という日でかなりの若者が梨泰院に集まっていたそうです。

 因みに現場の路地は3メートルというかなり狭い路地でした。

 その為、狭い路地に多くの人々が集まってしまったのではないかという事です。現場には踊る集団がいたという情報もあり、その踊る集団を見るために人が集まってしまったのでしょう。そこから多くの人々が雪崩のように押し遭ってしまったのでそういった事故が起きてしまったのではないでしょうか?

 この事故は狭い路地で起きてしまったので、もし警備員のような人(警察の機動隊員的な存在)がいて、うまく人々を誘導していたらこの大きな事故は起きなかったと思います。

 日本でも花火大会の帰り道での歩道橋で将棋倒しの事故があり、15人が亡くなりました。2001年の事です。

 お隣の韓国で起きた痛ましい事故で亡くなった方々のお悔やみを申し上げるとともに、2度とこのような事故が起きないように徹底的な対策をして貰う事がこの事故を教訓にして、対策を練るのも考えてほしいものです。

 最後に亡くなった153人のご冥福をお祈りいたします。