JRA・G1で1番人気が17戦ぶりに勝利! (天皇賞・秋)

 今日、東京競馬場の第11レースはG1・第166回天皇賞・秋(芝・2000M)でした。出走は15頭立てで行われ、スタートからパンサラッサの大逃げで展開し、3,4コーナーの中間地点では2番手グループに15馬身近い大逃げとなっていました。このまま逃げ切るかと思うほどの逃げでした。

 最終4コーナーではまだパンサラッサのリードがかなりありましたが、ここから他の馬が最後の追い込みに入ったところで3歳馬のイクイノックスが直線で豪快に伸びてパンサラッサを躱して1馬身差で勝利し、古馬G1最小キャリアの5戦目でG1初勝利となりました。

 勝ったイクイノックスは皐月賞日本ダービー共に2着でした。今回の勝利で父・キタサンブラックに続く親子制覇となりました。(キタサンブラックは2017年の勝ち馬)

 3歳馬の天皇賞・秋を勝った馬は1987年に3歳に解放されてからは1996年のバブルガムフェロー、2002年のシンボリクリスエス、昨年2021年のエフフォーリアに続く4頭目です。

 今回の天皇賞・秋で1番人気が勝利したことで昨年のホープフルステークスから続いていたG1の1番人気の連敗がストップしました。

 勝ったイクイノックスはまだ3歳なのでこれから伸びる可能性が有るので今後が楽しみになってきそうです。

 以上、JRAG1で1番人気が17戦ぶりの勝利をご報告いたしました。