アニメソングの帝王・「アニキ」こと水木一郎さん・天に召される

 先ごろ読売テレビ(ytv)系で放送中の「情報ライブ・ミヤネ屋」内及びTBS・CBC系列の「ゴゴスマ」内で訃報が入ってきました事をご報告いたします。

 アニメソングの帝王として知られている歌手の水木一郎さんが12月6日に肺がんのため亡くなりました。74歳でした。突然の訃報にアニメソングのファンたちは深い悲しみに暮れているかもしれません。

 水木さんは1年7か月間、肺がんと闘い続けていましたが力尽きてしまいました。もうライブステージでパワフルに歌う「アニキ」の歌声も聞けません。

 水木一郎さんは昭和23年1月7日に東京都で生まれました。1968年に作曲家の和田香苗さんの門下生になり、「君にささげる僕の歌」で歌手デビューとなります。1971年にテレビアニメ「原始少年リュウ」で初めてアニメソングを歌い、その後は「バビル2世」「マジンガーZ」などのアニメソングを歌いました。持ち歌は1200曲を数えます。

 1976年にはNHK「おかあさんといっしょ」の2代目(うたのおにいさん)を3年間務めました。

 その後もアニメソング界で第一線で活躍しました。

 近年ではテレビのバラエティ番組にも積極的に出演するなど、アニメソング界の第一人者として名を知られる存在であり、パイオニアでした。

 2019年には中日ドラゴンズの応援歌である「燃えよ!ドラゴンズ」の2019年バージョンを歌われていました。

 水木一郎さんが多くのアニメソング歌手に道を示したのは言うまでもありません。生涯現役を目指してリハビリに励んでいました。そして多くのアニメソングに心を打たれた人たちもいるでしょう。

 水木一郎さんのご冥福をお祈りいたします。アニメソング界の帝王は永遠に不滅です。そしてありがとう水木一郎さん。