「大水滸伝シリーズ」の最終章である「岳飛伝」全18冊セットのご紹介です

 

 北方謙三さんの「大水滸伝シリーズ」の最終章である「岳飛伝」の全18冊セット(集英社文庫版)の商品ご紹介を「Amazon」を通して私のブログにてご紹介いたします。

 この「岳飛伝」は「大水滸伝シリーズ」の最終章にあたり、「水滸伝」「楊令伝」と続いた「大水滸伝シリーズ」の掉尾を飾る大作小説になっています。

 この物語は中国に実在した武将である「岳飛」が、背中に「盡忠報国」と書かれた入れ墨の言葉と共に志していき、南宋国のために尽くていくという正に一人の武将の生き様を見せてくれる作品と言えるでしょう。

 そして頭領である楊令を失った梁山泊は新しく呉用を頭領として迎え、呉用が中心となって梁山泊の再建に乗り出します。

 史実の岳飛は最終的に宰相の「秦檜」によって冤罪を懸けられ処刑されてしまいますが、後に名誉を回復されて「救国の英雄」と称され、現在でも京劇の演目として扱われることがあります。

 本場中国でも歴史ドラマとして放送されているので、岳飛が金国と戦いを繰り広げるシーンは見ものでしょう。

 北方謙三さんの「岳飛伝」でも金国と激闘を繰り広げている岳飛ですが、この作品での最後は梁山泊の介入により替え玉を使って表向きは処刑されたとされています。

 そして岳飛梁山泊の介入に伴い一命をとりとめ、その後は梁山泊の一人である「秦容」が率いる少梁山へと向かっていきました。

 「大水滸伝シリーズ」のラストには最後まで生き残った「史進」が木にぶら下がり体力づくりをしながら他の生き残った梁山泊の仲間と共に語り合う所で「大水滸伝シリーズ」の正に大団円となっていき、ここに「水滸伝」「楊令伝」「岳飛伝」からなる「大水滸伝シリーズ」の全51巻が完結となりました。

 私もこの小説を全巻読破していますので、かつて読んだ方も「もう一度読みたい!」と言う気持ちがあるのでしょう。

 時間に余裕が出来ている方も今一度、北方謙三さんの「大水滸伝シリーズ」を再び読んでみてはいかがでしょうか。

 なお、楽天市場の方でも紹介いたしますのでそちらもどうぞ。