みのもんたさんは最近どうしているのでしょうか?

 2000年代にかけて最も忙しい司会者としてギネスブックに載ったこともある有名な司会者として知られる「みのもんた」さんですが、最近ではテレビ番組に出演することが全くありません。

 みのもんたさんは本名を「御法川法男」(みのりかわのりお)といい、立教大学経済学部を卒業後の1967年にラジオ局である文化放送に入社します。

 同じ文化放送には立教大学放送研究会の先輩である土居まさるさん(テレビ朝日の日曜夜7時30分の番組である、クイズヒントでピントの司会者として知られていますが、1999年の3月に58歳で亡くなられています)がいます。

 文化放送時代のみのさんは深夜番組「セイ!ヤング」のパーソナリティーとして活躍していました。

 1979年の9月にアナウンサーとして勤めていた文化放送を退社してしまいます。

 その後は実家の家業である水道メーターの製造販売を生業としている「株式会社ニッコク」の営業マンを10年間勤めながら、放送業界の復帰を目指していたそうです。

 その後「プロ野球ニュース」の中で野球が雨天中止になると、メジャーリーグ映像のナレーションを入れた所、これが大当たりとなりその後「プロ野球珍プレー好プレー大賞」に発展して番組のナレーションをするようになり、その後には「なるほどザ・ワールド」のレポーター、「オールナイトフジ」の1コーナー「深夜の家庭訪問」を担当するようになり「コメディ・リリーフ」的な存在の司会者として人気を獲得しました。

 その後は日本テレビ系列で放送された「午後は〇〇おもいっきりテレビ」の司会者として知名度を獲得し、その後は「ファイナルアンサー」や「みの溜め」などのシーンが印象的なフジテレビ系列のクイズ番組「クイズミリオネア」、アイドルグループV6と共に番組司会を担当したTBS系列の「学校へ行こう!・その後は学校へ行こうMAX」、「どうぶつ奇想天外!」、テレビ東京系列の「愛の貧乏脱出大作戦!」、読売テレビ制作の「秘密のケンミンショー」、かつて在籍していた文化放送の「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」などの番組レギュラーを持っていました。

 更にはTBS系列の朝の情報番組である「ものもんたの朝ズバッ!」も担当して今井Sたが、2013年に自身のセクハラ問題と日本テレビに勤務していた次男の不祥事に伴い、一時テレビの出演が無い状態が続いていました。

 更には2012年の5月に長年連れ添った奥さんであり専属スタイリストであった御法川靖子さんを亡くし、その後は長女が専属のスタイリストになっています。

 この名前である「みのもんた」を付けた方は作家の野末陳平さんで、御法川の「みの」と猿の英語表記である「モンキー」から「もん」を取り、当時競馬場で走っていた人気の競走馬である「モンタサン」から「みのもんた」と言う名前が誕生したとされています。

 さらには数々のCMにも出演し、みのもんたココにありと存在感を示しています。

 そして61歳になった2005年の「NHK紅白歌合戦」では史上初となる60歳代での司会を担当しています。

 現在のみのもんたさんはパーキンソン病にかかっており、そのために公の場からは出ていない状態となっています。

 みのもんたさんが再び公の場に出てくれることを願いましょう。