明日の甲子園・決勝は仙台育英対慶應

 いよいよ明日、全国の球児たちの頂点を決める時がやってきました。

 「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」の決勝戦が、兵庫県西宮市にある「阪神甲子園球場」にて行われます。

 今回の決勝戦に勝ち上がってきたのは、昨年の優勝校で東北地方に初めて深紅の優勝旗をもたらした宮城県代表の仙台育英高校と、実に103年ぶりとなる決勝戦進出となった神奈川県代表の慶応高校の組み合わせとなります。

 そして春の選抜高等学校野球選手権でもこの2校は対戦しており、その時は延長戦の末、仙台育英高校が勝利しています。

 果たして今回は仙台育英高校が春同様に勝利して2年連続の優勝と成るか、そして慶応高校が選抜高等学校野球選手権の雪辱を果たして第2回以来となる実に107年ぶりとなる優勝を果たすのか、正に実力校同士の決勝戦となります。

 もし慶應高校が優勝すると、再び優勝した時の最長間隔記録を塗り替える事となります。(現時点での最長間隔優勝記録は2016年に優勝した栃木の作新学院高校の54年ぶりで、実に倍近い年数となります。2016年に優勝した作新学院高校の前回の優勝は1962年で、この時は史上初となる春夏連覇を果たしています)

 更に昨年優勝した仙台育英高校が今年も優勝すると2004年と2005年に2年連続で優勝した南北海道地区の駒大苫小牧高校以来となる夏の甲子園連続優勝と成り、18年ぶりの2連覇となります。

 果たして明日の甲子園決勝は2連覇か、それとも107年ぶりの頂点か、明日の甲子園決勝に目が離せません。