東京大賞典、世界のウシュバテソーロは強かった

 昨日東京都品川区にある大井競馬場では今年最後のG1レースである「第68回東京大賞典・ダート2000メートル」が行われました。

 注目は昨年の優勝馬で、今年3月のドバイワールドカップに勝利したウシュバテソーロと22年ぶりに南関東クラシック三冠を無敗で達成したミックファイアの対決という構図になっていましたが、結果はウシュバテソーロが昨年に続く勝利を果たし、ミックファイアは初黒星となる8着に敗退してしまいました。

 さらには逃げたウィルソンテソーロが2着に粘り、同じ馬主のウシュバテソーロとワンツーフィニッシュという結果になりました。

 これでウシュバテソーロは国内のダートG1レースを3勝したことになり、来年の更なる活躍が期待されるところでしょう。

 更に3着はドゥラエレーデ、4着にはノットゥルノが入っています。

 11月のJBCクラシックに勝利したキングスソードは5着でした。

 もうすぐ始まる公営競馬の2024年はダートレース改革元年といえるので、3歳統一ダートクラシック三冠も始まります。

 来年の中央と地方の交流重賞ダートグレード競争も目が離せません。

 今後のウシュバテソーロはおそらくサウジカップか連覇を目指してドバイワールドカップに向かうかもしれません。

 正に見ごたえのある今回の東京大賞典でしたね。

 来年はどんなスターホースダート交流重賞戦線をにぎわしてくれるのでしょうか。   

 来年からのダート交流重賞戦線が楽しみですね。