ディープインパクト産駒がダービーに出走しないことに

 2005年に無敗で3冠馬に輝いた「ディープインパクト」の産駒が今年の日本ダービーに出走しないことになりました。

 2020年生まれのディープインパクトの最後の世代は国内で6頭しかいませんが、海外ではイギリスのオーギュストロダンが今年のイギリス3冠に挑むと言われています。(すでに今年のシンザン記念で、牝馬のライトクオンタムが重賞勝利を果たしています)

 今週の青葉賞に出走を予定していたオープンファイアは残念ながら脚部不安で出走回避になってしまいました。

 ディープインパクト産駒のいないダービーは2010年以来です。(ディープインパクト産駒のデビューは2010年の夏競馬でした)

 日本ダービーの優勝馬(2005年)である、ディープインパクトは産駒が自ら制した日本ダービーを実に7回も勝利しました。(歴代最多です)

 2012年のディープブリランテ、2013年のキズナ、2016年のマカヒキ、2018年から2021年まで4年連続で勝利しています。(2018年はワグネリアン、2019年はロジャーバローズ、2020年は無敗の3冠馬であるコントレイル、2021年はシャフリヤールが優勝)

 2019年に17歳で死去したディープインパクトですが、残された産駒が今週の天皇賞・春に出走します。(ジャスティンスカイと昨年の菊花賞馬であるアスクビクターモアです)

 ディープインパクト産駒のいないダービーはなんかさみしい感じです。